型を、もつ。
連日バケツをひっくり返したようなスコールがあります。
オマケに湿度が高くてじめじめ…日本のそれよりも密度が高い感じで…空気が重くてどろりと肌にまとわりつくような…
雨季の広東省に再び滞在しています。
日本もいよいよ梅雨入りでしょうか。

「環境が変わるといつもの実力が出せない」
よく聞くフレーズです。
環境変化に曝される状況は、アスリートに限らず、ビジネスマンも同じです。
昨日まで日本、今日からは中国、来週からベトナム…
仕事場所が変わってもアウトプットは落とさない。
一番のポイントは、コンディションを維持すること。

水、食べもの、空気、言葉が変わり、普段の暮らしだけでストレッサーが山盛りです。
完全アウェイの環境で、自分のリズムを維持する・取り戻す方法。
それが、自分の「型」をもつ。いわゆるルーティンですね。
私たちがよく目にするのは、アスリートの事例ですね。
イチロー選手がバッターボックスに入ると決まった動作をしてました。
五郎丸選手のゴールキック前の祈るような動作も話題になりました。
毎回、同じ動作をすることでこころを鎮め、集中力を高める効果を引き出します。
これ、私たちにも有効です。
特に毎朝のルーティンを持っておくことをオススメします。
朝起きたら目が覚めたことに「ありがとう」
深呼吸する
コップ1杯 常温の水を飲む
ラジオ体操する
ジョギングか散歩をする
朝陽を浴びる
ストレッチ
ちょい筋トレする
朝ごはん(海外ではパン食とスープで簡単に)
致知、新聞を読む
私のモーニングルーティンです。
コレをやれば1日が始まる。スイッチが入る。

フリーランスは時間割が無いため、エンドレスワークになりがちです。
ルーティンを実行するためには前日の行動が影響しますから、自然とペース配分する癖がつきます。
自分の型を持つ。
自分のリズムを維持し、無闇に周囲に惑わされない軸を備える。
現代をタフに生き抜くスキルですね。