海外で、働く。中国編③
前回の記事で移動の足としてレンタルサイクル(美団)を紹介しました。
今回はもう一つの移動手段、タクシーを紹介します。

タクシーと言っても、日本のようにタクシープールがあるのは都市部に限られます。
かと言って街中を流しているタクシーを捕まえるのは、日本人には至難の技…。
そこで登場するのが DiDi(滴滴出行) というタクシー配車アプリ。
同様のアプリは日本にもありますね、TaxiGOとか
ベトナムならGrab。
ではさっそく。
例によって wechat から入っていきます。
「支払いとサービス」から、DiDiアプリを起動。

出発地はGPSで拾ってくれるので、目的地を入力します。
目的地は中国語で入力する必要があります。あらかじめ地図アプリなどで検索し、コピーしておくとスムーズです。

目的地を入力すると画面が切り替わり、どの車を呼ぶか?と選択する画面に移ります。
車の種類は色々ありますが、デフォの選択状態でそのまま呼び出してしまって大丈夫です。
料金が高い程、本職タクシーだったり、大型車だったりします。

呼び出す(呼叫)を押すと、数秒でマッチング完了。
※呼び叫ぶって、めっちゃ呼んでそうよね・・・(^^;;;)
配車された車とドライバー情報が表示されます。
車がどこにいるか、何分で到着するかは地図上にリアルタイムで表示されます。

車が到着し、乗り込む際には1つだけ儀式があります。
ドアを開けてからDiDiアプリに登録している電話番号の下4桁を、ドライバーに伝えます。
私の場合は、2113(アル イー イー サン)
みなさん、数字だけは言えるように練習しておきましょう笑
下4桁でドライバー側も乗せるお客を確認する仕組みですね。
乗り込んでドアを閉めると出発進行です。

移動中の車中は、ひたすら沈黙でOKです。
ドライバーとトラッシュトークでも出来ると旅情をそそるのでしょうが、そこは各自の力量次第です^^;
さて、目的地に近づくと何やらドライバーが叫び始めます。何言ってるか全然わかりません笑
でも、現在地は常にアプリで表示されてるので大丈夫。
「到了 トウラ!」と聞こえたら到着した合図。
謝謝シエシエ!と言って車から降ります。
降りると間もなくアプリが支払いを要求してくるので、表示額面通りに支払っておしまいです。
目的地を伝えることも、価格交渉も不要で、ボッタクリの心配もない。とてもナイスな仕組みです。
現地での移動手段が増えると、グッと世界が開けます。
唯一、配車の際にGPSがズレるとタクシーと合流出来ない事案が発生します。その場合はドライバーと通話せにゃならず……これがキツい。
そうならないような場所で呼ぶ、
不可避の時は近くの中国人に電話を渡して喋ってもらいます🤣🤣

私の滞在した東莞市石龍地区は、英語の通じる中国人はほぼゼロでした。困った時に不意に口をついて出るのが 英語だったのが自分でも驚きでしたが、通じないのでは何の意味もなく…
ネイティブ中国語しか無い世界…
言語習得には最高の環境とも言えますが、意思疎通の成否は冗談でなく生き死にに直結しますから、少しでも基礎があった方がスムーズなのは間違いありません。