海外で、働く。中国編①
自分の備忘録と、これから中国駐在または中国出張する方の参考情報としてつらつらと記録します。
日本国内での出張でも同じですが、
出先で普段通り仕事が出来る環境を作るって大事です。
これが海外出張になると、普通に生きていく、否、生き残るという最重要ミッションが加わります。
大袈裟でなく。
外国に出ると実感します、
平和で、自然豊かで、清潔で、人びとが親切で礼儀正しく、基礎教育が行き届いている国なんて、
現代には日本以外にありません。
これは、滞在期間が長くなるほど、殊更に強く感じますね。

さて、昨年10月から中国ローカル会社で中国駐在を経験。
・私自身が初中国
・招聘した中国ローカル会社も日本人技術者の長期受入れが初
・現地スタッフで日本語が通じるのは、総経理と副総経理のみ
というハードモードでの生活で、
とにかく困惑、困惑、困惑・・・手探りで何とかするの連続でした。。
これから彼の地に入ろうという方々の足しになれば。
※尚、日系の会社で日本法人から中国現地法人に駐在する場合は、細かい手続きは全て会社がやってくれることでしょう。

■現地で使ったサービス一覧
【VPN】1coinVPN https://1coin.best/
・中国在住の日本人が運営、現地の事情に精通しています。
・PC、Android、iPhone対応
・1アカウントで複数端末OK。コスパ良いです。
・よく管理されており、回線ダウンはほぼゼロです(6ヶ月使ってダウン2回、いずれも1時間ほどで復旧)
・私はWindowsPC、Xperia、iPhoneSEにインストールして使っていました。快適でした。
【SIM】Airalo https://www.airalo.com/ja
・コスパと回線安定性でチョイスしました
・Xperia 10 IV SOG07にインストール、現地ではChina mobileの4G回線を掴んでました
・VPN機能もあり。4G回線がアクティブの時は不通にGoogleが使えました。LINEは日によって通らない場合あり。
・詳しくは下記の記事を参照。

【決済アプリ】微信 Wechat https://www.wechat.com/ja/
・中国版のLINEです。
・現地の日常生活で、現金決済はゼロ。基本は電子決済です
・WeChatPay(微信支付)が圧倒的に普及しています。
・もう一つが、Alipay(支付宝)
・どちらも、会計時にQRコードの提示または支払画面から指定金額を送金にて、支払いをします。
・Payにチャージするには、銀行口座との紐付け又はクレカとの紐付けが必要です。いろいろ縛りがあります。
私は中国工商銀行に口座を開いたので、そちらと紐付けしました。
※WeChatPay、中国外での支払いに使えるのは中国人のみ、のようです。私は日本では使えませんでした。
※Alipayが日本で使えるかどうかは、まだ試していません。
Alipayの参考記事。先達の情報は貴重です! https://clifehack.com/2024/04/24/howto_alipay/

【スマホ】現地会社から貸与、HUAWEI nova12
・こちらは何をするにもスマホが必要な社会です。
・中国専用アプリを多数入れますので、現地専用に一台持つ方が安心です
・中国外で買った端末だと、アプリ認証に失敗するケースもあるようです(不確かな情報です)できるだけ現地調達を。
【電話回線】中国移動(China mobile)で、現地の携帯番号を契約。
・100分通話、30GB通信量で、毎月90元くらい(約1,800円)。
・こちらの携帯会社はデポジット方式です。今月の想定料金以上にデポジットを入れておく。
・引落日に金額が足りない場合、容赦なく止まる。但し止まっても入金すればすぐに復活しますwww
【アパート】こちらは地震が少ないのでしょう、集落には細長い高層マンションがにょきにょき生えています。
・住んだ場所:広東省東莞市石龍鎮
・2DK、ツインベッド、家具、冷蔵庫、洗濯機付き、50平米、管理費込みで 1800元/月(約3.6万円)。安い。
・御多分に漏れず、水道水は飲めません。煮沸しても腹下しました。
・12.9L大瓶のミネラルウォーターが必須です。1瓶20元。安い。
・換気扇からの排ガス逆流は仕様です(笑)毎日が突撃となりの晩ごはん!状態です。
・電圧は220V60Hz、電源プラグは3本足タイプと日本と同じタイプが併設されています。ACアダプターを介す家電は日本と同様に使えます。

つづく。