経験が、活きる。
建物も10年を過ぎるとあちこち傷んできます。
今どきの”省エネ”住宅とは全く無縁の、自然派住宅の拙宅。
ちょっとくらいのガタなら、DIY修繕できるのが最大の利点ですね。
前回のハチの巣騒動も、
外壁塗装をするのに足場を掛けたらハチ合わせた、というオチ。
外壁も刷毛塗りペタペタ方式なので、隣家への飛散もなく、有機溶剤も不使用。
なんてサスティナブル(笑)
さて、今回のテーマは、換気扇です。
「泥棒と電気設備の故障は、ある日突然やってくる」
風呂に入ろうとしたら、換気扇が回らない。
スイッチを押しても、沈黙。
直前に入った家人によれば、「さっきまではONしてた」
なんてこと。言い伝え通りですね・・・
さて、まずはトラブルシューティングしましょう。
同一系統の照明は正常なので、電源は正常と見てよさそう。
スイッチ故障か、換気扇のモーター故障か、一次切り分けをします。
こういう時、第2種電気工事士を持ってて良かったなぁと実感しますね。
宅内配線工事は、有資格者が行う作業です。
さて、ちょうど隣に、別の換気扇の壁付スイッチがあるので
配線を繋ぎ替えてスイッチON。
生きてた。
逆に、繋ぎ替えた方のスイッチが沈黙したので、モーター御臨終で確定です。
換気扇の型番を調べる。
UF-23A・・・もう廃盤になっているようで、後継機はUF-27A。
お値段1諭吉さん、もとい、1栄一さんとちょっと。
迷わずポチリ。
発注から中一日で現物到着。
おお、新車の香りだ(笑)
旧品を外し、新品を収める。
パッキン関係を新調し、ダクトを繋いで、配線も繋いで・・・と。
ほどなく復活。
良かった良かった。
しかしユニットバスを自分で修繕する日が来るとは。
大汗をかきながら、学生時代の夏休みバイトで、住宅設備工事をやってた事を思い出しました。
なんでもやっておくものですね。
無駄な経験など、何一つありません。