H3ロケット3号機。
やりました!
打ち上げ成功、おめでとうございます!!
同じ技術を生業とする者として、
失敗をきっちり乗り越えて、成功を掴み取る姿に、
感動を禁じえません。。
天候に左右される上、学術研究的ミッションも多数抱え、
一基あたりの予算規模は50億。
H2A時代は100億を超えていたとも言いますので、鬼のコストダウンが図られており、
それでいて、当然のように「性能は向上せよ。」
これです。
無理難題が過ぎる。
しかしその難題のおかげで、無事、今日のリフトオフを迎えられたのかもしれません
関係者のみなさん、本当におめでとうございます。
この後、地球観測衛星だいち4号が無事展開起動すれば、
3号機の打ち上げPJは、パーフェクトに幕を閉じます。
きっとうまくいくでしょう。
今後はとにかくN増しして、経験値を高めたいところです。
ロケットには規模は及びませんが、
工場設備・FA設備においても
基本は”一点もの”の専用設計となります。
火入れの瞬間は、独特の緊張感があります。
大量生産するコンシューマ製品の設計とは、また違う緊張感です。
あちらはあちらで、悪さを仕込むと、その悪さが延々と作り出されてしまう怖さがあります。
それを防ぐために、ありとあらゆる防壁を設け、流出を防いでいます。
大量生産品、一点ものの専用設計品、
どちらも世に出る瞬間は、感慨深いものです。
エンジニアをやっていて良かったなぁと実感する瞬間でもあります。