大人の社会科見学@新東名高速の工事現場。
目には青葉 山ほととぎす 初鰹…
新緑まぶしい初夏の5月。
念願叶い、行ってきました。
大井松田は表丹沢の山中にある、新東名高速道路の建設工事現場見学です。
この手の見学会は、通常平日に行われるので
サラリーマン時代にはなかなか休みが合わずでしたが、そこはフリーランスの強みですね。思い立ったら社会勉強へ。
訪問したのは、NEXCO中日本・秦野工事事務所 松田PR館。
中津川橋とこれに続く高松トンネル(仮)の工事現場を一望出来ます。
こちらの記事のプチ続編。
いやはや、もうド迫力。
遠くから眺めるのと、眼前で匂いを感じながら観るのとでは大違い。
PC3径間エクストラドーズド・バタフライウェブ箱桁橋
張出し架設工法
アンバランスに架ける橋
湧き水と生きる
キーワードだけで胸がいっぱい(笑)
発破一回で1m前進するとか、
24Hr操業で日に4回発破するとか、
掘削して初めてわかる地盤の性質に合わせて工事をアジャストしてくとか、
もうワクワクが溢れるばかりで止まらない。
こんなにも巨大な構造物が、着実にコツコツと作り上げられていく。
一朝一夕で築けるものではなく、先輩から連綿と受け継がれてきた技術の礎を感じます。
そして過去の資産に胡座をかくのではなく、
新技術や新技法へも挑戦し、より良いものづくりへ昇華させる。
同じ技術者として、感動を覚えずにはいられません。
2025年問題やら、人手不足倒産やら、外野は野次を飛ばすばかりですが、
どっこい現場は現物と現実を見据え(3現主義)、
きっちりと歩みを進めています。
なんとも頼もしい。
俺達は歩みを止めない、だから停めてくれるな。
そんなメッセージが伝わってくる現場でした。
見学予約サイト
参考記事。山も生き物、難工事具合が伝わる。
https://trafficnews.jp/post/127305