仕組みを、味わう。

大陸からの強い低気圧が通過するとかで
列島は花散らしの雨と風に見舞われましたね。

いや、花散らしと呼ぶのは桜が咲いた地域のみ、
桜が未開花の地域では、春を呼ぶ嵐なのでしょう。

強い低気圧…というのも、改めて読み直すと中々味わい深い表現。


さてさて。
ここ一月、役所巡り&行政の窓口通いが
すっかり板に付いてきました(笑) 

普通の暮らしに関する手続きは、ほとんどは市役所で完結しますべき窓口へ案内される。
窓口では専門の職員が応対してくれる。
突飛な質問でも、後ろに控える他のスタッフを交えて何らかの回答を引っ張ってくる。

いやはや、ずいぶんオープンになりました。

なまじ仕組みも何もないベンチャー集団を回った私としては、が、
職業に関する手続きは、他の庁舎に行く必要があります。
ハローワーク、年金事務所、税務署がその代表格でしょうか。

サラリーマン時代は、凡そ足を運ぶことはなく、
お硬いイメージで距離を置く向きもありました。

…が、いざフリーランスになってみると
こんなに身近になるんだな、と自分でも驚いています。
尚且つ、実に頼もしい。

粛々と。

誰が来ても、何を尋ねても、
然るべき手順でゴールへ向かっていく…

きっちり仕組み化され、現場で手順がきっちり守られ、
一定の品質を保ちながら、日々の業務が粛々と進んでいく様は、
ただただ舌を巻くばかりです。

大層なルールはどちらの企業様にも存在する。それらが、ちゃんと守られているか?ここが、民間と行政との一番の違いでしょう。

訪れたこちらも、役所という名の舞台装置の構成員を
演じているかのよう(笑)

公務員が、新卒さんのなりたい職業上位にランクインする理由も頷けます。


行政とは。
仕組みをちゃんと運用する、最たる場所。
最高の、学びの場ですね。

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