くれない族の皆さんへ。

私が成長できないのは、上司が仕事を教えてくれないから。

私の給料が上がらないのは、会社が評価してくれないから。

職場に上手く馴染めないのは、同僚が良くしてくれないから。

フォロー面談でよく聞くセリフです。

安心してください。
仮にあなたの言う通りに周りが「〜してくれた」としても、あなたは何も変わりませんから。

「〜してくれない」
このわがままで幼稚なセリフを、大の大人が平気な顔で言ってしまう。その時点でアウトです。内省の欠片もない。

自分の顔は、自分で直接見ることができないのだ。


このセリフが飛び出したとき、私は決まってこう返します。

…それはお気の毒でしたね。
では、周りの方があなたの求める通りに「〜してくれる」としたら、今の不遇は全て解決しますか。
解決したとして、あなたは何をお返し出来ますか。

…おや?
キョトンとした顔をして、どうしました?

あなたのために「〜してくれる」のだから、何かをお返しするのは当然でしょう?
まさか、タダで「〜してくれる」とでも思っているのですか?
そんな都合の良い話があると、本気で思っているんですか?


この時点でハッと気付くのは、1割くらいの方でしょうか。
他責の人生って、苦しいと思いますよ。納得出来る日は、永遠に訪れませんから。

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