仕組み化コンサルティング、その前に。

ひと月の準備期間を経て、先月から本番スタートを切った新プロジェクトが、ようやく軌道に乗ってきました。

いかんせん、プロジェクト管理に使うグループウェアが煩雑且つ建て増し建築✕建て増し建築のダンジョン状態で、コレを泳ぐルートと方法を確立するのに悪戦苦闘。

実務オペレーションを繰り返す中で一通りは整理完了。ここからは検証→カイゼン→検証のサイクルに。他のメンバーも交えて。

…とはいえ、このプロジェクトの本質は、エンジニアとの面談なのだけれど。
本質業務以外の儀式が多すぎる。

夏の儀式・盆踊りの一例。新橋こいち祭りの賑わい。

大企業ほどよくあるコトですが、KPIに基づく管理項目をなんだかんだと追加していった結果。
昔からの経緯を知る人は使えるけど、途中から合流したメンバーにはチンプンカンプンな世界が完成。

それに気づいた頃には時すでに遅し、
SIが手離れしていて手直しも出来ない、
改修を別発注しようにも稟議が通らない、
そもそもどう改修すれば良いのか要件定義できない、
実務を回しながら要件定義する時間が取れない…

結果、ひとまず今のシステムでナントカ回せ!
使いづらいとこは後で直すから!
後っていつ?いつかな?たぶん、そのうちね…

これ、オペレーションの現場がどんどん疲弊してくパターン。社内システムあるあるですね。

溜め息でちゃう…

クライアントが手を出せない、暗黙的に「それを言ったらオシマイよ」に光を当てて、然るべき層に問題提起するのにも、外部の力を上手く活用することをおすすめします。
いわゆる黒船作戦。
まだ、企業に体力が残っている今がラストチャンスです。

不都合な真実に目を背けてはいけません。

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