多面的に捉える。


円安ドル高が進んでいる、というニュース。
テレビや新聞各紙といったオールドメディアは、こぞって「円安は悪」論を喧伝しています。


ここで大切なのは、本当にそうなの?という視点。
メディアが報じるから間違いない!メディアは正しい!と、妄信的に受け取るのは、
成熟した大人のすることではありません。

為替の上がり下がりは必定。


例えば、1ドル100円の時と、1ドル150円の時を比べてみます。

1ドル150円の場合、同じ1ドルでも、
海外から買うときは、余計に円がかかる。
海外へ売るときは、余計に円が手に入る。

たしかに、買う場合は損した気分ですが、売る場合は得した気分。
真逆ですね。


さらに見方を変えてみる。
かつては1ドルの製品を作るのに100円までしか使えなかった。
ところが今は150円使って良い、と言えます。
同じ製品を作っていても、ですよ。

円安分は丸々儲けになる。儲けた分がしっかり還元されれば、皆ハッピーです。


今まで、デフレ続きで物価も給料も上がらず、
失われた20年やら30年やら言われてきた現代の日本。
この円安は、新しい風を入れるよい機会と捉える見方も出来るはずです。

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