モデルチェンジの罠。
モデルチェンジは難しい。
特に現行型が売れたモデルであるほど、難しい。
コレは、産業界の定説であります。
今回は、列車系知育番組の一角を成すキャラクター…。
そう、ちびっこ達のヒーロー「きかんしゃトーマス」。
このトーマスのモデルチェンジが物議を醸しています。
トーマスシリーズの舞台は英国。
トップハム・ハット卿の所有する鉄道会社に所属する、個性あふれる機関車たちの人間模様ならぬ機関車模様が示唆に富む内容を含み、
時の保護者たちもトリコにしたとかしないとか…という、子供向け教育番組です。
詳しくはWikiで。
この番組、当初はリアルのジオラマとラジコン+人形劇で、なんとも味のある仕立でした。
初回のモデルチェンジで3DCG化され、今回のモデルチェンジでなんと2Dアニメ化。
この時代に、次元が減るパターンを打ち出してきました。
制作陣の思惑もあるのでしょう。
が、ここで忘れてはいけないのは、「きかんしゃトーマスは、誰がための番組なのか」ということ。
大人の都合を、子供に押し付けてやいないか、ということ。
まだ本編がスタートしてない段階で、見た目の変化だけで喧々諤々するのも無粋ですが。
いちファンとして、どうか子どもたちがガッカリしない内容であってほしいと願います。